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年賀状をやめたいときは、送付を終える時点と、相手にも送付を控えてほしいかを分けて書くと、文例を選びやすくなります。理由を詳しく説明したくない場合は、これまでのお礼と用件を中心に整えてみましょう。この記事では、年内のお知らせから最後の年賀状、届いた便りへの返信まで、状況に合わせて使える独自の文例を6件紹介します。
年賀状をやめたいときの文例を年内用から選ぶ
まずは、知らせる時期と希望する範囲から文例を選びましょう。年内用の文例1〜4は、2026年中に知らせて、2027年のお正月分から送付を終える想定です。年始用も含めた使い分けは、次の表を目安にしてください。
| 文例 | 使う場面 | 伝える内容 |
|---|---|---|
| 1 | 年内に簡潔に知らせる | 自分からの送付を終了 |
| 2 | 年内に相手にもお願いする | 自分の送付終了と相手に送付を控えてもらうお願い |
| 3 | 年内に親しい友人へ知らせる | 送付終了とメールでの付き合い |
| 4 | 年内に目上の親戚へ知らせる | 送付終了と電話での付き合い |
| 5 | 最後の年賀状で知らせる | この一枚を最後に送付を終了 |
| 6 | 届いた年賀状に寒中見舞いで返す | 受領のお礼と次回からの送付終了 |
理由を詳しく書かない年内用の文例
理由を詳しく書かずに知らせたい場合は、挨拶、これまでのお礼、送付を終える時点、結びの順に組み立ててみましょう。ブラザーの資料では理由を簡潔に伝える書き方が紹介されていますが、以下は事情の詳述を避けたい人に向けた、この記事独自の編集案です。理由を省くことを、すべての相手に共通するマナーとして勧めるものではありません。
文例1|自分からの送付を終える基本形
年の瀬を迎えましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
これまで年賀状を通じてお付き合いくださり、ありがとうございます。
2027年のお正月分から、私からの紙の年賀状の送付を終了いたします。
これからも変わらぬお付き合いをいただけましたら幸いです。
寒さが続きますので、どうぞご自愛ください。
使用場面は、自分が送るのをやめることだけを、年内に知らせたいとき。変更箇所は「2027年」と、差出人を示す「私」です。この文章には相手への送付辞退のお願いを入れていないため、相手にも控えてほしい場合は次の文例を選んでください。
文例2|相手からの送付も辞退したい場合
年末のご挨拶を申し上げます。
これまで年賀状をお送りくださり、ありがとうございました。
2027年のお正月分より、私からの紙の年賀状の送付を終了いたします。
私への年賀状も、同じく2027年のお正月分からお控えいただけますと幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
使用場面は、自分の送付を終えるとともに、相手にも送付を控えてほしいときです。変更箇所は、2か所の年と「私」の範囲。終了する年を片方だけ直すと通知とお願いが食い違うため、同じお正月分を指しているか照合しましょう。
年内に知らせるなら、次に迎えるお正月分から送らないのか、次の一枚は送ってその翌年から終えるのかを先に決めてください。ブラザーも、年賀状以外で知らせる場合は、いつからやめるのかを明確にするよう案内しています。「来年から」だけでは、あとで読み返したときの基準が曖昧になるので、上の例では年を入れました。
事情を尋ねられたくないからといって、年齢や家族の都合など、事実と違う理由を補う必要はありません。ただ、理由を添えない文章では背景までは伝わらない点に注意が必要です。詳しい説明をしない方針でも、何をいつ終えるか、お付き合いをどう考えているかは残すと、用件を整理しやすいですよ。
今後の連絡方法を添える年内用の文例
紙の年賀状を終えたあとも付き合いを続けたいなら、普段から使っている連絡方法を添える書き方があります。ブラザーは、今後も付き合いを続けたい意思を示す方法として、メールなどの提案を紹介していますよ。ただし、連絡手段を知らせることと、毎年の挨拶を約束することは分けて考えましょう。
文例3|親しい友人にメールでの付き合いを伝える
年末になりましたね。いつも年賀状をありがとう。
2027年のお正月分から、私から紙の年賀状を送るのをやめることにしました。
これからも、用事があるときなどにメールでやり取りできたらうれしいです。
寒くなってきたので、体に気をつけて過ごしてね。
使用場面は、普段メールでやり取りしている親しい友人へのお知らせ。変更箇所は年と連絡手段です。普段の口調が丁寧なら、「ありがとう」を「ありがとうございます」に変えるなど、いつもの距離感に合わせてください。
文例4|目上の親戚に電話での付き合いを伝える
年末を迎え、お変わりなくお過ごしでしょうか。
これまで温かなお便りをいただき、心よりお礼申し上げます。
2027年のお正月分より、私からの紙の年賀状の送付を終了することにいたしました。
今後は、お伝えしたいことがある折に、お電話でご連絡できましたら幸いです。
どうぞお体を大切にお過ごしください。
使用場面は、電話での付き合いがある目上の親戚へ、改まった言葉で伝えたいときです。変更箇所は年と、実際に使う連絡方法。電話をほとんど使っていない場合は、そのまま採用せず、メールなど無理なく続けられる手段へ直しましょう。
友人向けも親戚向けも、送付を終える範囲は同じです。親しさに合わせて変えるのは主にお礼や結びの言葉であり、目上だからと終了時点までぼかす必要はありません。また、年賀状に代わる連絡方法が決まっていない人は、文例1のように、お付き合いを願う言葉だけを残す方法も選べます。
「毎年メールでご挨拶します」のような定期連絡の約束は、実際に続ける予定がある場合だけ加えてください。文例3と4は連絡する機会を示し、年ごとの頻度は約束しない形にしました。別の手段なら負担がなくなるとは限らないので、連絡先を載せる前に、自分が対応できる範囲も考えておきましょう。
短くする際は、まず敬語の重なりを見直します。「終了させていただきたく存じております」のような長い言い回しを「終了いたします」に整え、その後で重複した事情説明を削る順番です。ミドリが紹介する簡潔な主文の考え方を参考にしつつ、お礼と相手を気遣う結びは残すと、用件だけの文章になりにくいですね。
年始に伝える文例は最後の年賀状と返信で分ける
年始に伝える場合は、新年の挨拶に送付終了を添えるのか、届いた年賀状へ寒中見舞いで返すのかを分けて考えましょう。年内のお知らせとの違いは、挨拶の種類と、どの一枚を最後にするかです。ここでは、最後の年賀状と返信に使う文例をそれぞれ紹介します。
最後の年賀状に添える文例
最後の年賀状では、新年の挨拶と旧年のお礼に続けて、「この年賀状を最後に」と書く形が使えます。日本郵便の年賀状文例にも、新年の挨拶、旧年のお礼、今後のお付き合いや家族の幸せを願う言葉が見られますよ。その構成を参考に、送付終了の用件を加えたのが次の独自文例です。
文例5|今回の一枚を最後にする場合
明けましておめでとうございます。
旧年中は温かいお付き合いをいただき、ありがとうございました。
この年賀状を最後に、私からの紙の年賀状の送付を終了いたします。
これからも変わらぬお付き合いをいただけましたら幸いです。
皆様のご健康とお幸せをお祈り申し上げます。
使用場面は、今送る年賀状で送付終了を知らせ、次のお正月分から送らない場合です。変更箇所は「私」と、結びの対象。相手個人に宛てるなら、最後の「皆様」を相手の名前などに直して、宛先に合う形に整えましょう。
ブラザーは、年賀状じまいを、年賀状を辞退することを伝える最後の年賀状と説明しています。ただ、文例5で伝えているのは、自分からの紙の年賀状の送付終了です。相手にも控えてほしい場合は、文例2のお願いの部分を合わせて調整してください。最後の一枚というだけで、相手への依頼まで含めたつもりにならないことが大切です。
年内用の文例を転用するときは、冒頭だけを新年の挨拶へ差し替えて終わりにしないようにしましょう。「2027年のお正月分から送付を終了」という年内の通知を、その年の年賀状に残すと、今届いている一枚との関係が分かりにくくなります。今回を最後にするなら「この年賀状を最後に」とし、今回の送付と次回以降の終了を区別する形がおすすめです。
また、「新年のご挨拶を控えます」という表現では、紙の年賀状に限らず、メールや電話での挨拶までやめるようにも読めます。終えたいのがはがきの送付なら、「紙の年賀状の送付」と対象を絞ってください。お付き合いの継続を願う言葉は、毎年の連絡を約束する文章とは別に置けますよ。
印刷済みの挨拶がある場合は、追記と続けて読んでみましょう。「本年もよろしくお願いいたします」という付き合いへの言葉と、紙の年賀状を終える通知は両立する内容です。一方、翌年も年賀状を送る趣旨の印刷文が入っていれば、追記と食い違うため、その紙面を使うか見直してください。文字を小さくして説明を足すより、印刷文と追記が同じ方針を示す形に整えたいですね。
届いた年賀状に返す文例
届いた年賀状へ寒中見舞いで返信するなら、受け取ったお礼と、これからの送付方針を分けて書きましょう。日本郵便の年賀状返信の文例には受領へのお礼があり、郵便局のネットショップでは、返礼が遅れた場合の寒中見舞いの文例も紹介されています。以下は、それらの構成を参考に、次回からの送付終了を加えた独自文例です。
文例6|寒中見舞いでお礼と送付終了を伝える場合
寒中お見舞い申し上げます。
ご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました。
ご挨拶が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
次のお正月から、私からの紙の年賀状の送付を終了いたします。
今後ともお付き合いいただけましたら幸いです。
寒い日が続きますので、どうぞお体を大切にお過ごしください。
使用場面は、受け取った年賀状に寒中見舞いで返し、その便りで初めて送付終了を知らせるときです。変更箇所は、返信が遅れたお詫びの要否と「私」の範囲。遅れを詫びる事情がなければ、3行目は削って使ってください。
この文章の「ありがとうございました」は受け取った便りへの感謝であり、「お詫び申し上げます」は返信が遅れたことに向けた言葉です。送付終了そのものへのお詫びとは、役割を分けていますよ。やめることへの長いお詫びを重ねなくても、受領のお礼と今後の方針を別々に置けば、何に触れているのか整理できます。
すでに送付終了を知らせた相手から届いた場合は、文例6をそのまま新しい決定として送るより、終了時点が以前のお知らせと一致するように調整しましょう。とくに、すでに送らない方針にしたお正月が過ぎているなら、「次のお正月から」を機械的に残さないことがポイントです。お礼だけを既存の連絡方法で伝える選択肢については、記事の後半でも扱います。
寒中見舞いは、寒い時期に相手を気遣う季節の挨拶状として紹介されています。そのため、上の例では冒頭を寒中の挨拶にし、新年を祝う言葉を混ぜず、結びも寒さの中で相手を気遣う内容にしました。年賀状の文章を土台にする場合も、祝いの挨拶だけが残っていないか読み直してください。
なお、喪中欠礼の文例を、送付終了のお知らせの代わりに使うことは勧めません。日本郵便が紹介する年賀欠礼の文例は、喪中のため年末年始の挨拶を遠慮することと、身内の逝去を伝える内容です。喪中による挨拶の欠礼を伝える便りと、今後の紙の年賀状を終える便りでは目的が異なります。年賀状をやめたいという用件は、事情と混同させず、独立した一文で示しましょう。
文例の主語と対象を自分の方針に合わせる
文例を選んだら、誰が送るのをやめるのか、誰に何をお願いするのかを確認しましょう。「年賀状じまい」という呼び名だけで範囲を決めず、主語と動詞を自分の方針に合わせるのが、ここでの編集手順です。
自分の送付終了と相手へのお願いを分ける
自分が送らなくなるという通知と、相手にも送らないでほしいというお願いは、別の用件として書き分けましょう。文例1の「私からの紙の年賀状の送付を終了」は自分の行動を示し、文例2の「私への年賀状もお控えいただけますと幸いです」は相手の行動についての希望を示す部分です。両方を望む場合は、通知のあとにお願いを足すと、誰の送付を指すのかを整理できます。
まず、自分が決めたい範囲を、文章にする前に言葉にしてみてください。準備や投函の負担を減らしたいのか、受け取ることも含めてやり取りを終えたいのかで、入れる用件が変わります。前者なら自分からの送付終了だけ、後者なら相手へのお願いも加えるという選び方です。自分が送らなくなる以上、相手も同じようにしてくれると前提を置かず、希望する内容だけを具体化しましょう。
読み直すときは、「から」と「へ」に注目する方法もあります。「私から」は差し出す側、「私へ」は受け取る側を示す言葉です。どちらの向きについて書いているのかを確認すると、主語を省きすぎた部分を見つける手がかりになりますよ。連名なら「私たちから」と直す前に、その範囲の人が同じ方針なのかも確かめてください。
注意したいのは、「辞退」「控える」「失礼する」といった言葉だけで済ませる場合です。たとえば「年賀状は辞退いたします」という短い表現では、受け取りを辞退したいのか、自分の送付を終える意味で使っているのかが、文章だけでは明確でないことがあります。語そのものを避ける必要はありませんが、対象を補って意図が読み取れるか点検しましょう。
「今後は失礼いたします」とだけ書く場合も、何を失礼するのかが抜けていないか確認が必要です。紙の年賀状の送付を終えるのであれば、その言葉を残し、日常のお付き合いについての結びと分けてください。メールや電話を使う人は、その連絡まで終える意味になっていないかも見るとよいですね。
ミドリは、主文の用件を簡潔にし、用件を2つ以内にするまとめ方を紹介しています。この記事では、送付終了の通知と相手へのお願いを分けて置く際の参考にしました。関係の経緯や細かな事情をさらに盛り込む前に、この用件がそれぞれ一文で読めるか確かめましょう。
相手へのお願いを書いても、相手がどう対応するかまで決まるわけではありません。自分が実行する方針と、相手に希望する対応を伝える文章として整え、届いた場合の対応は別に考えておくと、送付前に決める範囲を広げすぎずに済みます。
全員を示す言葉は実際の対象に合わせる
一部の相手には年賀状を続けるなら、送付終了のお知らせに「どなた様にも」という一律の説明は加えない形にしましょう。ブラザーは、全員に知らせる場合の表現として「皆様」「どなた様」などを挙げています。全員を対象にしていることを表す言葉は、実際にその方針である場合に使うのが、この記事での提案です。
たとえば、私名義で送る年賀状を全員分終える方針なら、「私からはどなた様にも」という範囲は事実と合わせやすい表現です。一方、友人には続けて親戚の一部には終えるなど、相手によって方針を変えるなら、一律終了を説明する必要はありません。文例1のように、自分からの送付をいつ終えるかに絞って伝えてください。
このとき、一部には続けることをわざわざ列挙したり、誰にだけ送るかを書き添えたりする必要もありません。通知する相手との間で何を変えるのかが分かる文章に整える方法があります。理由を詳しく書かないための工夫と、事実に合わない全員終了の説明を入れることは、分けて考えたいところです。
なお、文例5の結びにある「皆様のご健康」のような言葉は、相手の家族など、幸せを願う対象を示しています。同じ「皆様」でも、送付終了の対象を示しているとは限りません。単語だけを一括で削るのではなく、どの文にかかっているのかを見て、宛先と実際の方針に合わせてください。
次に、差出人の名義を確認しましょう。個人名義なら、自分の送付方針として伝えればよいところ、家族などとの連名では、他の差出人も終了するのかを確かめる必要があります。自分だけがやめたい段階で、全員の決定として書くことは避けたいですね。ほかの人の意思が未確認なら、先に文章を完成させるより、誰の名前で何を知らせる便りにするかを整えてください。
年賀状を共同で準備していても、送付先ごとの希望が同じとは限りません。連名のまま出すなら、どの宛先への送付を終えるのかも含めて確認しておきましょう。個人名義に変える場合は、本文の「私」と差出人欄が一致しているかも、送る前の確認箇所です。
仕上げでは、対象、開始時点、今後の付き合いへの一言の順に読み直す方法をおすすめします。誰の送付をどの相手に対して終えるのか、その終了はいつからか、結びに実行できない約束がないか、という順番です。対象別に文面を変えた場合は、保存した文章にも宛先の範囲を添えておくと、翌年に別の相手用の文面を使ってしまう取り違えを防ぐ確認材料になります。
送る前と届いた後の対応を無理なく整える
文章ができたら、用件の見つけやすさと、氏名や連絡先の正確さを確認しましょう。送付終了を知らせたあとに年賀状が届いた場合も考えておくと、その都度、送付を再開するかどうかまでまとめて判断せずに済みます。
短く読める紙面に整える
はがきに収めるときは、文字を小さくする前に、送付終了の用件が埋もれていないかを見てください。ミドリは、はがきの基本構成を前文、主文、末文の3ブロックと説明しています。また、書く場所が限られるため、細かく書きすぎず、文字のバランスや大きさに気を付けるよう案内していますよ。
今回の文例なら、挨拶を前文、お礼と送付終了の用件を主文、お付き合いや相手への気遣いを末文に置くイメージです。このまとまりを目印にすると、年を入れた終了時点や相手へのお願いが、長い近況報告の途中に隠れていないか確認できます。実際の紙面に当てはめる前に、まず文章だけで区切りを見てみましょう。
短くしたいときに優先して整理するのは、重複するお詫びや事情説明です。同じ送付終了について何度も恐縮する表現を重ねていないか、理由を言い換えて繰り返していないかを確認してください。反対に、送付を終える時点や「私から」という範囲まで削ると、短くなっても用件が曖昧になります。感謝や結びをすべて落とす前に、説明の重複から見直したいですね。
寒中見舞いを選ぶ場合は、用紙と文章もその用途に合わせましょう。郵便局のネットショップでは、通常はがきや私製はがきを推奨し、事情に合わせて判断するよう案内しています。紙面の文字だけを直して済ませず、用紙の印刷内容、冒頭の寒中の挨拶、結びの気遣いをひと組で確認する方法がおすすめです。
送付前には、次の項目も見直しておきましょう。
- 相手と差出人の氏名、住所に誤記がないか。連名の場合は、宛名と差出人の両方で名前の範囲を確認する。
- メールなどの連絡先を載せるなら、普段使っているものか、文字の抜けや誤りがないか。
- 差出人が連名なら、本文の「私」「私たち」が実際の方針と一致し、ほかの差出人の意思も確認できているか。
- 印刷済みの挨拶と手書きの追記で、送付を終える時点や今後の連絡について、異なることを書いていないか。
読み直しでは、挨拶だけ、主文だけ、末文だけと分けて見ると、用件の欠落を探す目印になります。最後に宛名面と通信面を合わせて確認してください。宛先別に文面を変えている場合は、友人向けの口調と親戚向けの文章を取り違えていないかも見ておくと安心です。
お知らせ後に届く便りへの対応を決める
送付終了を伝えたあとに年賀状が届いても、お礼を伝えることと、翌年から自分の送付を再開することは、別の判断として考えましょう。届いた一枚に感謝を示したいからといって、その後も紙の年賀状を送り続ける約束まで加える必要はありません。返信するか、どの方法を使うかを、今の関係と負担に合わせて選んでください。
お礼を伝えたい場合は、普段から使っているメールや電話などを選ぶ方法があります。日本郵便の返信文例にある受領へのお礼を参考にし、まずは届いた便りについて伝えればよい形です。今後も毎年その方法で挨拶する予定がなければ、定期連絡の約束は足さず、今回のお礼としてまとめましょう。
相手が送ってくれたことだけを理由に、前のお知らせが伝わっていなかったと決めつける必要もありません。文例1のように自分からの送付終了だけを知らせた場合、相手に送付を控えるお願いはしていないからです。届いたかどうかに加えて、以前どの範囲まで伝えたのかを確認すると、もう一度知らせたい内容を整理できます。
改めて方針を伝えたいときは、先に使った文例をもとに、終了時点とお願いの有無を確認して調整してください。寒中見舞いで返す場合は文例6を土台にできますが、すでに伝えた終了時点を、新たに先延ばしする文章になっていないか注意しましょう。単に受領のお礼を伝えたいときと、送付辞退もお願いしたいときでは、書き加える用件が違います。
返信の義務や、何回知らせるのが最適かについては、ここで参照した公式資料から一律の決まりとして断定できません。郵便局のネットショップも、紹介するマナーや例には地域、家庭、個人による違いがあり、事情に合わせて活用するよう記しています。届くたびに同じ対応を続けると決める前に、自分がどこまでなら対応できるかも含めて選びたいですね。
迷いを減らすための編集上の提案として、手元に簡単な記録を残す方法もあります。記録する内容は、相手、知らせた時期、送付を終えるお正月分、使った文章、相手への辞退のお願いを入れたかどうかです。送った文面の控えに、誰へ使ったかを書き添えるだけでも、翌年の確認材料になりますよ。
お礼を伝えた場合も、その手段と時期を同じ場所に残しておきましょう。次に便りが届いたとき、以前の文章を探し直したり、誰に何を伝えたかを記憶だけで判断したりする手間を減らすための工夫です。対応をすぐ決められない場合は、まず受領を記録しておき、過去に伝えた方針を見てから選ぶ進め方もあります。
まとめ|年賀状をやめたいときは文例を自分の方針に合わせる
年賀状をやめたいときの文例は、理由の長さよりも、誰の送付をいつ終えるかを軸に選びましょう。付き合いを続けたい気持ちは残しながら、今後も実行できる範囲の文章に整えることが大切です。
- 年内のお知らせは終了するお正月分を明記し、最後の年賀状では「この年賀状を最後に」と今回の一枚を区別する。
- 自分からの送付終了と、相手にも送付を控えてほしいというお願いは別の用件として書き分ける。
- 一部の相手には続けるなら「どなた様にも」と書かず、連名では他の差出人の意思も確認する。
- メールや電話は実際に使う手段を選び、毎年の連絡を予定していないなら、頻度の約束を加えない。
- 送る前に紙面と記載内容を見直し、終了後に届いた便りへのお礼と、送付を再開するかどうかは分けて考える。
選んだ文例の年、主語、結びを見直して、自分の方針に合う一枚に整えてみてください。詳しい事情を書かない場合も、これまでのお礼と、今後のお付き合いへの一言を大切にしたいですね。